クリエイティブステップラウンジ
※2020年11月撮影

COMMON SPACE CONCEPT COMMON SPACE CONCEPT

躍動感、エネルギー、クリエイティビティ。渋谷の魅力を表現した世界を、ここに。 躍動感、エネルギー、クリエイティビティ。渋谷の魅力を表現した世界を、ここに。

道行く人々のファッション、ビルボード、グラフィティ。渋谷は、無数の色であふれている。
そして、新しい何かを生み出すエネルギーで常にあふれている。
渋谷という街の、その強い魅力こそが、新たなタワーの魅力と重なるように、
デザインコンセプトに掲げたのは「Full of Color, Full of Life.」。
共用空間には、渋谷の個性を凝縮したような、色彩と創造性にあふれる美意識を求めた。

  • 4方向のエリア特性から
    導いた、
    4つのテーマ。

    • 清 清

      代々木公園・明治神宮素朴な自然を尊ぶ、
      神聖な趣があるエリア。

    • 粋 粋

      原宿・表参道色気も薫る、
      新しいカルチャーが
      湧き出るエリア。

    • 祭 祭

      松濤・神山町・富ヶ谷閑寂な情趣に包まれた、
      品格のある邸宅エリア。

    • 寂 寂

      渋谷・宇田川町・道玄坂世界の人々が
      訪れるパワーに
      満ちあふれるエリア。

  • 4つのカラースキームを
    軸に描かれる
    クリエイティブラウンジ。

    • 清 清

      無垢な白や、
      やわらかな緑を中心とする
      清らかなカラー。

    • 粋 粋

      パープル系など伝統色を
      イメージした色気が
      薫るカラー。

    • 祭 祭

      土の色をはじめとする
      落ち着きが宿るカラー。

    • 寂 寂

      情熱的な赤をはじめとする
      エネルギーを感じるカラー。

「パークコート渋谷ザ タワー」を中心とする周囲360°には、4つのエリア特性が見られる。
北側には、深い緑を湛える代々木公園と明治神宮。
東側には、世界のブランドがひしめく原宿、表参道。
南側には、圧倒的なパワーを放つ渋谷、宇田川町、道玄坂。
そして西側には、都市の喧騒と一線を画す邸宅地、松濤、神山町、富ヶ谷。
この4方向の特性から、4つのカラースキームを定めた。
清・粋・祭・寂。外観も共用空間も、すべてはこのテーマカラーを軸に描かれる。
例えば、クリエイティブラウンジ。
1階から2階へ向かう螺旋状の大階段に、いくつものラウンジが360°に渡り連続する斬新な設計。
一つひとつのラウンジは、方角に合わせたテーマカラーでデザインされており、
それぞれが独特の世界観を見せる。
北側に位置するラウンジは、清い色。東側は、粋な色。南側は、祭りのようなにぎわいの色。
そして西側は、静寂の色。
ジャーニーを楽しむような感覚が芽生えてくる。

ART ART

気鋭の創造者たちのアートが、日常を彩る。 気鋭の創造者たちのアートが、日常を彩る。

このタワーは、まるでギャラリー。
幾人もの作家やアーティスト集団による渾身の作品が、
クリエイティブラウンジに飾られる。
清、粋、祭、寂。アートもそれに呼応してディスプレイされる。
日常を彩るアート。
そのすべてが「渋谷」をテーマに創作された、ただひとつの作品である。

  • 東 信 東 信

    2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。2005年より、こうした花屋としての活動に加え、植物による表現の可能性を探求し、彫刻作品ともいえる造形表現=Botanical Sculptureを開始し、海外から注目を集めはじめる。ニューヨークでの個展を皮切りに、ヨーロッパやアメリカを中心に先鋭的な作品を数多く発表するほか、2009年より実験的植物集団「東信、花樹研究所(AMKK)」を立ち上げ、世界各地の美術館やアートギャラリー、パブリックスペースなどで作品発表を重ねる。近年では人と花の接点を模索するプロジェクトも精力的に展開。独自の視点から植物の美を追求し続けている。

  • エンライトメント エンライトメント

    1997年、ヒロ杉山が中心となり結成。ヒロ杉山、タナカノブコ、峯山裕太郎、加藤崇亮からなるクリエイティブユニット。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表する一方、フリーペーパーやアートブックの出版、展覧会のキュレーションなども行い、グラフィックデザイン、広告など幅広いジャンルで独創的な作品を発表しつづけている。さらにPV制作やVJなどの映像分野での評価も非常に高く、平面だけではなく立体作品から空間演出も手掛け、幅広い創作活動を展開している。

  • ザビエ・ポルテラ ザビエ・ポルテラ

    ザビエ・ポルテラは、ベルギー・ブリュッセル在住の写真家であり映像作品も手掛ける。主な仕事には都市とポートレートの写真撮影。2016年には、「グロー」を出版した後、東京、香港、続いてブリュッセルで初めての展覧会が行われました。 2017年には、元のGlowシリーズをバンコクでも展開し、ロンリー・プラネットの「世界の11つのユニークな写真のビュー2017」などザビエは世界を旅してより多くの都市を撮影し、このシリーズは30カ国以上に及んでおります。

  • 小山 泰介 小山 泰介

    1978年生まれ。生物学や自然環境を背景に、科学的視点と実験的な制作方法を用いてポスト・デジタル時代におけるイメージメーキングの可能性を探求した作品を制作している。

  • 南条 嘉毅 南条 嘉毅

    1977年香川県生まれ。東京造形大学美術専攻Ⅰ類卒業。同大学研究科修了。
    風景を主題とし、描く場所を自ら訪れ、場所の魅力や歴史、日常の様子を取材し、その場所で採取した土を用いて心に残る情景を作品に描いている。

  • 神 彌佐子 神 彌佐子

    1962年横浜市生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。
    伝統的な日本絵画の技法、材料を用いながら、コンテンポラリーな表現を追求している。 美しさの中にある恐ろしさ、恐ろしさの中に潜む美が表裏一体となって現れる混沌とした世界を、色彩に対する精緻な感性で描いている。

  • 眞壁 陸二 眞壁 陸二

    1971年金沢市生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。金沢市在住。
    「生と死、無と無限、混沌と秩序」をテーマに、木をモチーフや描く素材に用いた作品で、言葉では説明しきれない自然や、生命の神秘と多様性に富む世界の文化や価値観が融合した表現を試みている。

  • 稲田 美嗣 稲田 美嗣

    1953年岐阜県生まれ。1975年東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。日本デザインセンターを経て、1981年独立フリー。
    日本の文化、美学の「無」という概念に着目し、「無」の中に拡がる無限な美を、類稀な撮影技術を用いてモノクローム写真等で表現している。

  • 星野 裕明 星野 裕明

    本物件のマスターデザインを担当。建築デザインに加え、一部共用部のアートも手掛ける。